コーチング研修の需要が高まっていることの背景を教えてください

ペンネーム:ギターぬのぶくろとらそう(40代・男性)
昨今、企業から「コーチング研修」の需要が高まっていることの背景について教えていただけないでしょうか。

コーチング研修の需要が高まっている背景

従来のマネジメント教育は「言われたことをきちんとやれればいい」というかたちで行われていたため、自分自身で考えない受動的な社員を育てていました。

しかし今、経営者の皆さんは、「環境の変化が激しいので、言われたことをやるだけではなく、もっと主体的に、自分で考えて行動できる社員がほしい」ということを仰います。

最近は特に、社員一人ひとり個性が強いので、それぞれの強みを活かしていくためには、できる限り個別対応でのやりとりというのが重要になってきています。

このことがコーチングが注目されている理由だと思います。

社員が自発的に学び、行動する組織をつくるときに、コーチング研修は不可欠です。
なぜならコーチングは、相手(社員)が自分で考えて、気付いて、行動できるようにサポートするためのものだからです。

一般的にコーチング研修は、若手社員、中堅社員、マネージャークラスなど、階層別に行うケースが多いのですが、その反対で、上司と部下もごちゃごちゃにして、管理職も一般職も合同で研修するという方法もあります。

コーチ(講師)は、それぞれに「何を目的とするのか(目指す社員像、目標とするレベルなど)」によって、最善のプログラムを提案し、研修を実施することになります。

そして、従来のような1日だけの集合研修だけでは、「その時はよくても、1ヶ月もすればすっかり忘れてしまう」「コーチングの効果が薄れていく」ということがあるので、集合研修と個別のコーチングを組み合わせて実施することが効果的です。

小さな会社は合同研修を

コーチング研修というと、大手企業の方を対象に行なっているイメージが強いかもしれませんが、社員の採用が年間1人や2人の小さな会社であっても、そうした中小の会社を10社、20社と集めて実施する合同研修もありますので、気軽にご相談いただければと思います。

五十嵐 久

  • 一般社団法人日本エグゼクティブコーチ協会 会長
  • 株式会社コーチビジネス研究所 代表取締役
  • 中小企業診断士
  • 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ

エグゼクティブコーチとして、独自に開発した『価値観の調和マネジメント』の中小企業の皆様への導入支援と組織開発に取り組んでいます。学生時代に支えて頂いた中小企業の皆様への恩返し・恩送りを胸に、大学卒業以来中小企業支援一筋で取り組んでまいりました。これまで関わった企業数は延べ3,800社になります。”経営者一人一人にコーチを”という社会の実現を目指し、『価値観の調和マネジメント』を通して、『幸せ創造企業』の成長と発展に貢献したいと考えています。

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